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CRTモニタの置き替えを可能にするフルカラーTFT液晶ディスプレイを開発

報道関係各位
1995年04月18日
日本電気株式会社

33cm(13型)フルカラーTFT液晶ディスプレイ「NL128102AC20-07」
33cm(13型)フルカラーTFT液晶ディスプレイ「NL128102AC20-07」

31cm(12.1型)フルカラーTFT液晶ディスプレイ「NL10276AC24-02」
1cm(12.1型)フルカラーTFT液晶ディスプレイ「NL10276AC24-02」

NECはこのたび、高性能パソコン、ワークステーションなどのCRT(注1)モニタの代替を可能にするTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)カラー液晶ディスプレイモジュールを世界に先駆けて開発いたしました。

今回開発したTFTカラー液晶ディスプレイは、NECが平成5年に開発いたしました業界で唯一のCRTと同等のカラー表示を有する独自のアナログフルカラー技術にCRTモニタでは必須とされている「マルチスキャン・画面拡大機能」を付加することにより実現できたもので、TFTカラー液晶ディスプレイによるCRTモニタの置き替えの道をはじめて開くものであります。

今回開発した製品は、水平1280×1024画素を有する対角33cm(13型)の「NL128102AC20-07」、および水平1024×垂直768画素を有する対角31cm(12.1型)の「NL10276AC24-02」の2品種で、CRTモニタの15型に相当するものであります。

近年、パソコン市場の成長に伴いCRTモニタの市場も拡大しつつありますが、米国を中心とする環境に配慮した製品を求める社会的な動きに対応するため、CRTモニタの分野においても省エネルギー、省スペース志向のカラー液晶ディスプレイを求める声が世界的に高まってきております。

新開発のTFTカラー液晶ディスプレイは、このようなニーズに応えるために開発したもので、NECは、従来のノートパソコン中心の用途から今後のデスクトップパソコン等のCRTモニタ代替にTFTカラー液晶ディスプレイの用途を拡大することにより、カラー液晶事業のさらなる伸長を目指すものであります。

主な特長は次の通りとなっております。

なおNECは、今回開発した製品を4月26日(水)から4日間、パシフィコ横浜で開催される「EDEX'95(第10回)電子ディスプレイ展」に出展する予定であります。

今回開発した製品の主な仕様は別紙をご参照下さい。

別紙1:「NL128102AC20-07」の主な仕様
別紙2:「NL10276AC24-02」の主な仕様

以 上

(注1)CRT(Cathode-Ray Tube):
陰極線管(ブラウン管)のこと。表示装置の一種で電子銃から電子ビームを放出し、パネル上の蛍光膜を走査して発光させる。テレビやパソコンの表示等に使用される。

(注2)NTSC(National Television System Committee):
カラーテレビの放送方式の一つ。米国で開発された方式で、主に日本、北米、中米、韓国、台湾などで採用されている。

(注3)PAL(Phase Alternation by Line):
カラーテレビの放送方式の一つ。ライン(1水平期間)毎に色(赤色)の位相を反転させているのが特長。旧西ドイツで開発された方式で主に西欧(フランスを除く)、中国、ブラジル、中近東の一部などで採用されている。

プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。