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NEC鹿児島におけるカラー液晶ディスプレイ出荷累計が200万台を達成

報道関係各位
1996年3月22日
日本電気株式会社

NEC鹿児島(社長:岩川 常清)は、平成2年10月からTFTカラー液晶ディスプレイパネルを生産してまいりましたが、本日、出荷累計が200万台に到達いたしました。

なお、NEC鹿児島におけるTFTカラー液晶ディスプレイパネルの出荷累計が100万台に到達したのは生産開始から4年1ヶ月を経た平成6年11月ですが、本日の200万台達成は100万台達成から1年4ヶ月であります。

NEC鹿児島は昭和44年9月に操業を開始し、蛍光表示管および光半導体を中心として積極的な事業展開を図ってまいりました。平成2年にはカラー液晶ディスプレイの量産I期ラインを構築し、本格的な量産を開始して以来、平成5年4月には量産II期ラインを稼働させるなど増強を続けております。

現在では、TFTカラー液晶ディスプレイを月産10万台(10型換算)生産し、従業員約1,500名を擁する県下有数の企業に成長いたしました。

TFTカラー液晶ディスプレイは、ノートパソコンを中心とした情報機器をはじめとして、カーナビゲーションやビデオカメラなどその応用範囲が拡大してきております。

NECでは、TFTカラー液晶ディスプレイをマルチメディアの中核製品と位置づけ、フルカラーの動画表示を可能にする「アナログ・フルカラー製品」やCRTの置き換えを可能にする「マルチスキャン・フルカラー製品」を開発するなど、業界に先駆けた技術開発・製品開発を行ってまいりました。生産においては、NEC鹿児島・NEC秋田の2拠点を有しており、NECとしては10型換算で月産15万台の生産能力を有しております。

NECでは、今後ともさらなる用途拡大に向けて、大型化や高精細化、軽量化などを一層追求した製品の開発を進めてまいります。

NEC鹿児島では本日8時30分から200万台記念出荷式をとり行いました。

なお、NEC鹿児島の概要については別紙をご参照下さい。

以 上

プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。