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適応設計技術
オリジナル画像の忠実な再現

プロフェッショナルが求める真の高画質とは、オリジナルの画像を画面上に忠実に再現することであると、私たちは考えています。そのためには、液晶パネル、バックライトシステム、周辺回路の組み合わせを最適化し、トータルパッケージとしての液晶ディスプレイモジュールの完成度が重要となります。
たとえば、色鮮やかな自然画を再現するには、広い色再現領域(色度域)と正確で滑らかな階調再現能力が必要です。Tianma JapanではSFT技術ならではの高透過率をベースに、カラーフィルタとバックライトシステムの組み合わせ最適化することにより、sRGB(*1)と同等の色再現領域を実現し、AdobeR RGB(*2)の広い色空間をサポートする製品を開発しています。
また、このような広い色空間を生かし、高い色分解能と正確で滑らかな階調表現を実現するために、多ビットドライバの採用やカスタマイズ可能な内部LUT(*3)の搭載など、さまざまな技術・ノウハウを結集。自然画の色調のニュアンスも、医用画像の微妙な階調変化も余すところなく再現します。

(*1):sRGB:IEC(国際電気標準会議)が策定した、色空間の国際標準規格。
(*2):AdobeはAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の登録商標または商標です。
(*3):LUT:Look Up Table

「SFT」は「Super Fine TFT」の略称です。